◇ ファッション・バイヤーとは
ファッション・バイヤーとは、アパレルの小売店やデパートなど店頭に並べる
商品の仕入れを担当する人のことです。
ファッションバイヤーは常にファッションの最新トレンドを読み、新しいブランドを
開拓するために徹底したリサーチを重ね、限られた予算内で店のコンセプトに
基づいて、魅力的な品揃えができるかどうか手腕が問われます。
◇ ファッションバイヤーの収入と業界事情
ファッション・バイヤーの多くは小売店やセレクトショップを経営するアパレル商社、
百貨店に勤務していることがほとんどです。
収入は勤務先の規模、キャリア、能力によってバラつきがあるようで、初任給
では20〜30万円と幾分差があるようです。
ファッション・バイヤーは商品の買い付けのために、海外の展示会に直接買い付け
にいくこともよくあり、店頭に商品を並べる3〜6ヶ月前には買い付けるため、1年の
うちで特に2〜3月と8〜9月に買い付けが集中するといいます。
買い付けのシーズン以外も、会社で商品の販売元と連絡を取り追加発注をしたり、
価格設定、販売戦略を考えるため暇になる日はありません。
◇ ファッション・バイヤーとして成功するために
ファッション・バイヤーは仕事中以外にも常にアンテナを張って四六時中ファッション
のことを考えなければいけないところがあるので、ファッション好きでなければ務ま
らないということがいえます。
ただし、ファッション・バイヤーに重要なのは自分が着たい服ではなく、売れる服を
的確に見極める能力であり、それに加えて商品購入のコストや売れ残りなどの
リスクを計算して商品を仕入れなければならないので自分のファッション・センスや
直感だけでなく、客観的なデータ(過去の販売実績、市場の動向など)を分析でき
る上での判断力が求められます。
魅力的な商品を見つけ出すための行動力とリサーチ力、他店にはない商品を仕入
れるための独自の情報網が他のファッション・バイヤーと差別化して、みずからの
ファッション・バイヤーとしての評価につながっていきます。
◇ ファッションバイヤーになるには
男性・女性問わず、個性豊かな服を着たいというニーズが若者を中心に高まり
国内外の色々なブランドを仕入れたものを並べるセレクトショップといわれるお店
が増えるに従って、ファッション・バイヤーに対しても注目が高まっています。
ファッション・バイヤーになるには特別な資格は必要ないので百貨店やアパレル
商社直営のショップに就職して商品部に配属されることが必要です。
ファッション・バイヤーになりたての時は、先輩バイヤーに付いて国内外のブランド
の展示会にいって買い付けの基本を学び、やがては独自のルートで他の店には
ないブランドやデザイナーの商品を仕入れるための交渉術などを学びます。