◇ 美容師・理容師とは
美容師・理容師はシャンプー、カット、パーマ、セット、ブロー、カラーリングなどで
お客さんの頭髪を整え、美しくする仕事で若い人に人気がある職業です。
美容師と理容師の違いは、資格として髭剃りができるかできないかの違いが
あるくらいで業務内容としては最近は、ほぼ変わらない状況になっています。
◇ 美容師・理容師の年収と業界事情
現在、美容師・理容師として働く人は全国でおよそ65万人いて、平均年収は
およそ260〜300万円といわれていますが、オーナーになり多店舗展開をしたり、
一点集中で芸能関連・ファッション業界、ホステス専門とお金が集まる部分で
活躍することで年収3000〜4000万円を稼ぎ出す人もいます。
美容室・理容室ともに街のいたるところにあることからもお分かりのとおり、現在
店の数は飽和状態といわれています。
当然、美容・理容業界は競争が激しく、毎年多くの美容室・理容室が開店する
裏で開店する店と同数の美容室・理容室が閉店しているといわれています。
◇ 美容師・理容師として成功するには
人の頭髪の美容を手がけるとあって、技術はもちろんのこと豊富な知識も必要に
なるでしょう。美的センスはもちろんのこと、社交性や奉仕の精神、機敏さも必要
で、一日中立ち作業に耐える体力も必要になります。
美容師の下積み時代は営業時間が終わったあとも、カットの練習などを行って
技術を磨くために、労働時間も長く、しかも給料もよくありません。
しかし、厳しい境遇を経て技術を磨き自分を高めていくことが成功への道です。
多くの美容師・理容師がいずれは自分の店をもつことが夢であると思いますが、
店を出したからといってお客様がきてくれるわけではありません。
修行した店で自分についた指名客や人脈を生かして、自分の店に来てもらうよう
に営業を行い、リピーターを少しづつ増やして常連客を育て、その常連客にさらに
お客さんを紹介してもらうなどして少しずつお客様を増やしていく地道な努力が
大切です。
◇ 美容師・理容師を目指すには
美容師・理容師になるには、次のようなコースを選ぶのが一般的です。
1. 美容師・理容師養成の専門学校に入学し勉強、卒業する。
2. (財)理容師美容師試験研修センターが行う国家試験に合格し免許を取得する。
3. 美容室・理容室に就職して腕をみがく。
専門学校には、通学コ-ス(昼間と夜間の2コ-ス)と通信教育コースがありますが通学の
場合は最低でも2年間、通信の場合は3年間の勉強が必要です。
専門学校で学んだ後は年に2回の国家試験に望みます。試験は筆記と実技があり
ますが、おおよそ受験者の7〜8割の人が合格しています。
美容師・理容師の免許取得後は就職してアシスタントとして雑用などをこなしながら
技術とセンスをみがく修業にはいります。
最近の美容師は、頭髪の美容だけでなくネイルケアや着付けなどを行う美容室が
増えているのでスキルアップのために美容の関連資格を取得する人も増えています。
美容師・理容師は、技術職と同時にサービス業でもあります。お客さんのを髪型を、
整えたり、見栄えをよくする以外にも居心地のよい空間を提供してお客さんに喜んで
もらおうとする奉仕の精神も必要になります。