◇ 心理カウンセラー・臨床心理士とは
現代社会において、悩みとストレスを抱え、心身の病気にかかる人も少なくない
ため心理カウンセラーや臨床心理士は、そうした人たちの相談に乗り、対話ある
いは心理テストを通して、悩みや不安の解決策を一緒に探っていくのが仕事です。
心理カウンセラーと呼ばれる職業のなかには国家資格はありませんが、唯一
国家資格なみの信頼度がある民間資格として「臨床心理士」資格があります。
◇ 心理カウンセラー・臨床心理士
心の病を抱える人が急増する現在、あらゆるところでカウンセラーを求める声が
あがっていますが、アメリカやヨーロッパほど心理カウンセラーは社会的地位を
得ていないのが現状です。
心理カウンセラーとして最も安定した働き方としては公務員として公的な病院
や福祉施設勤めることで、専門職として扱われるため、一般の公務員よりも
多少優遇されることもあります。
最近は学校や民間企業での活躍が目立ちますが、非常勤勤務の契約制である
ことが多く、収入は、経験、能力、雇用形態などによってまちまちなので不安定
で数ヶ所の職場があるため忙しく勤務時間も不規則です。
◇ 心理カウンセラー・臨床心理士として成功するには
心理カウンセラーは人の心に深くかかわる仕事なので、対話しながら相手の
心を開き、悩みや不安感を解きほぐしていくための傾聴スキルとカウンセリング
の経験が何より必要となります。
心の問題の解決策は相手が置かれている状況や立場などによって答えは様々
で相手の言葉や動作から心の動きを敏感に察してうまく導くことが大切です。
そのためには心理学の知識や技術だけにとらわれない幅広い視野と誠実さや
包容力など人間的な魅力も求められることでしょう。
◇ 心理カウンセラー・臨床心理士になるには
心理カウンセラーと名が付く資格は数多くありますが、社会的に認められた資格
としては(財)日本臨床心理士資格認定協会の「臨床心理士」以外はありません。
2006年度から、臨床心理士試験の受験には協会が指定した大学院修士課程
の修了が条件となっており、大学院によっては1年もしくは2年以上の心理臨床
経験が必要となることがあります。